7月の旬のやさい-枝豆

7月の旬のやさい

枝豆

生ビールのお供として 名脇役として有名な枝豆は、7月~8月の旬のやさいです。

枝豆ってなあに!!

枝豆は、大豆の未成熟な豆のことです。完熟すると「大豆」になります。

枝豆は、大豆が未熟な緑色の状態のときに収穫したものなんです。

つまり、枝豆も大豆も一緒なんです。 ただ分類が違います。

枝豆は、野菜類なのに対して大豆は、豆類に分類されます。

確かに、9月以降に収穫された大豆は、乾燥され備蓄可能な状態であり、

乾燥を戻して煮たり茹でたりして食べるほか、納豆や豆腐に加工したり、味噌、溜り、しょうゆ

などの調味料として私たちの身近な食材に加工されされています。

最近注目が集まっている日本食、「和食」の基本的要素とも言えます。

「畑のお肉」と呼ばれる大豆は、植物性たんぱく質が豊富ですが、

大豆の未成熟豆である枝豆にももちろん植物性たんぱく質が多く含まれていますが、

若干、大豆とは違う特徴があります。

大豆と枝豆の栄養の違い

大豆100g中の栄養成分           枝豆100g中の栄養成分

たんぱく質:35.3g                たんぱく質:11.5g 
炭水化物:28.8g                 炭水化物:8.8g 
脂質:19.0g                    脂質:6.6g
食物繊維:17.1g                 食物繊維:10.1g 
ビタミンA:12mg                 ビタミンA:110mg 
ビタミンB1:0.83mg               ビタミンB1:0.32mg 
ビタミンB2:0.3mg                B2:0.16mg
ビタミンC:0mg                  ビタミンC:30mg 
エネルギー:433kcal             エネルギー:135kcal

大豆と比べると枝豆の栄養分は低いですが、夏に不足しやすい ビタミンAやビタミンCを多く含んでいます。しかも低カロリーです。

必須アミノ酸を多く含むたんぱく質は、私たちにとって必要不可欠な栄養素なんですが、肉や魚、卵や乳製品からとれる動物性たんぱく質には、カロリーが高めでしかも動物性脂質も同時にとってしまうので、太りやすい体質をつくり、肥満や成人病、糖尿病の悪影響を及ぼします。

夏には、スタミナ補給のため 焼肉やビールをいただくケースが多いと思いますが、ほどほどがいいと思います。

その意味で植物性のタンパク質である「枝豆」は、飽和脂肪酸やコレステロールが少ないのでヘルシーな夏に最適な食材のひとつとといえるでしょう。

食べ過ぎに注意!!

ヘルシーな食材である「枝豆」ですが、食べすぎには、注意です。

やさいの食べ過ぎは、あまり言われないのですが、枝豆には言えます。

そのひとつがプリン体です。枝豆にはこのプリン体が多く含まれていると言われています。

尿酸値をたかめ、痛風の原因となるプリン体です。ビールにも多いですが、枝豆にもあるんです。ある意味、ビールと相性がいいと言えます。 あと食物繊維も多いんですが、過度の枝豆の食べ過ぎは、下痢の可能性があります。一回の食事で20~25房ぐらいにしときましょう。

あと低カロリーといわれている枝豆なんですが、やさいのなかでは、カロリーが高いです。しかも塩茹でですので、塩分の取りすぎる可能性があると思います。

 

 

    

 

 

 

 

えだまめ オクラ ズッキーニ セロリ トマト ピーマン
とうがん かぼちゃ 唐辛子 あしたば 枝豆 獅子唐辛子
とうもろこし 生姜 しそ 青じそ 紫蘇 胡瓜 ずいき
にがうり ゴーヤ 茄子 みょうが さやいんげん じゅんさい
たで しろうり にら にんにく 牛蒡 新ごぼう(夏ごぼう)
らっきょう

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