人材不足と人口減少

人材不足と人口減少

これからの私の仕事はさらに大きく変わるだろうと思います。

2018.4.24  よっちゃん

 

食品小売りの店舗を閉鎖して小売りから施設納品に業務を変更いたしまして今年で5年目です。

その当時は大手量販店だけでなくコンビニの出店ラッシュで大きく小売りの形態が多様化して25年経営してきた店舗(ミニスーパー)の売り上げは極端に下がりはじめましてた。さらに 外部からの圧力(賃貸借契約の店舗でしたので貸主からの嫌がらせを受けて)店舗の閉鎖を余儀なくすることになりました。

今思うと 借金返済のために売り上げをつくるだけの経営ですので、ましてや店舗閉鎖により売上どころかどうしていいのか全くわからず途方に暮れていました。結局店舗閉鎖の数年前から売上の減少は徐々に始まっておりこれの対策で借入が膨らんできたことがわかりそれが多大な影響を与えていたんです。 その理由は顧客の減少とみていたのが実はその店舗自体の地域の人口の減少であると後からわかりました。

これがわかって 店舗の閉鎖を決断したのですが、すでにときは遅かったといえます。

店を閉めるということはお金がいるんです。

これは店舗だけでなく事業をなさってる方にはたぶん共通することだと思います。かってスーパーダイエーが阪神淡路大震災で店舗が被災して売上を確保できなくなり飛ぶ鳥を落とす勢いだったダイエーが急に沈んで行ったように(現在もダイエーさんは営業なさっています。)売上を止めること、店舗を閉めることは資金がいるんです。

その当時でも今でも 売上があってこそ、仕入金(買掛金)を支払い 経費を支払って収益確保できるんです。その大事な売上つまり店舗を閉めることは仕入金(買掛金)と経費を売上がないのに支払わなければならないということです。 つまり中小零細に限らず小売りを生業にする仕事は自転車操業におちいっています。

そのあと とくに元気のいい同業者が設備投資、店舗改装をして売上の確保の巻き返しを図ったのですが・・・ 5年後ぐらいで沈んでいきました。 逆にその設備投資が裏にはまったということです。その方も私と同じで借金だけが残ったといえる。むしろ設備投資をしなかった私のほうが借金が少ないです。

時代の流れと人材不足

平成27年国勢調査1によると、2015年の総人口は1億2,709万人、生産年齢人口(15歳~64歳)は7,629万人である。 国立社会保障・人口問題研究所の将来推計2によると、総人口は2030年には1億1,913万人、2053年に1億人を割り、2060年には9,284万人にまで減少すると見込まれている。

図表4-1-1-1 我が国の生産年齢人口の推移
(出典)2015年まで:総務省「国勢調査」、「人口推計(各年10月1日現在)」、
2016年以降:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年4月)」
(出生中位・死亡中位推計)
気が付けば 人口減少はしばらくすると人材不足になるんですね。少子高齢化が進む今、お隣に越してきた西垣さん、西となり裏の南さん どちらも若いご夫婦、30代半ばから40代前半ですが、どちらもお子さんはおひとりです。これでは近い将来、人材不足になります。
宅配便の人手不足から始まり、介護の現場で外国人の雇用が始まったり、はたまた流通も配送できない野で取引停止されたり私の周りにも大きな変化が表れてきています。今何を必要としているのか、どんな社会に変わるのかじっくり変化を見極める必要があります。

 

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