いわゆる第2の人生
いわゆる第2の人生っていうもんは世間一般、定年退職後の人生を指すのだろうと思うけど・・・
私の場合自営業ですので退職というものはない。だから第2の人生という考え方はない。
もちろん、退職金もなければ、年金生活という言葉、いや年金自体が私には存在しない。
妻や子供の年金を支払っても支払うだけで自分が年金を受け取ることはあり得ないです。
どうしてかというと私は大学卒業して2年間ぐらいは会社生活をしたけど、
父親の死亡により田舎に帰るはめになり、その後、
父親のやっていた白トラックの運転手を引き継ぎ2年ぐらいは運転手をしました。
当然、自営業ですので年金は国民年金ということです。
父親は48歳で亡くなったですが、
国民年金から父親に支払われたのは5万円ということを母から聞きました。
母いわく、このころの年金の制度は今のようにしっかりしていなくて、
まして父は九州宮崎県から点々として流れてきた人で、
年金の掛け金をかける仕事にはついていなかった。
そこで生命保険の勧誘員の○○さんに「国民年金だけは掛けておいたほうが良い。」いわれ
、数回に分けで100万ぐらい年金機構に支払ったそうです。
ところが48歳で死んでしまったもんで100万円が 5万円になってしまったです
。国民年金は基礎年金で遺族年金じゃないですからもらう前で死んだら チャラなんです。
母は工面して100万円を払い込んいましたから 母は95万円国に取られてしまったと思うです。
そんなわけで、私の国民年金は最初からかけていないのです
。掛けたって国民年金はもらえるまでに死亡したら終わりなんですから
また生活も不安定ですしそのころ私も若かった。
年金制度を理解しようとも思いませんでした。今思えば後悔していますが・・・
今更、どうしようもないです。 もう還暦ですから