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カツオ・マグロの入漁料、また大幅値上げ ツナ缶も価格上がる?

PNA加盟国水域は豊かなマグロ・カツオ漁場として知られており、ツナ缶の原料となるカツオの漁獲量は、世界の5割を占める。2014年の入漁料が上がった際にも、ツナ缶メーカーは価格を引き上げていることもあり、今後の値上がりも懸念される。時事ドットコムなどが報じた。

PNA にはパプアニューギニアのほか、ソロモン諸島、パラオ、ミクロネシア、キリバス、ナウル、ツバル、マーシャル諸島が加盟している。日本やアメリカ、EU諸 国、中国、韓国などの国々は、PNA水域で遠洋漁業を行うために高額の入漁料を支払っていたほか、入漁隻数制限に対応してきた。

このため、水産大手のマルハニチロは2012年、ミクロネシア連邦の国営企業と合弁会社を設立。船籍を日本からミクロネシア連邦に転じて漁を行うことで、安定的なカツオ・マグロ原料の供給を目指して取り組んできた。

ところが2014年5月、これらの合弁船に対し、「入漁できない」と通告があったとされる。水産庁は該当企業に対し情報収集を強化するよう呼びかけており、引き続き、動向が注目される。

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